Column:Dog Scan Therapy愛犬ライフ | 2023.12.27

東京 渋谷 犬の健康「未病予防」ドッグスキャンセラピーサロン ペッロボニート 犬の歯周病について 「獣医さんの選択」編

こんにちは☺️

🐶ドッグスキャンセラピー🐶

ペッロボニート です。

 
今日のお話は、ワンちゃんの8割以上がなってしまう歯周病についてです。

そして、その歯周病についてとても悩んでいる方が多いのも事実です。

 
今回は、うちの子アンジーに実際に起こったことが少しでも参考になればと思い投稿します。

 
今日お伝えしたいのは、

★獣医さんによって治療方法や考え方が違うこと
★獣医さんのアドバイスで気を付けなければいけないこと
★どれがうちの子に合っているのか?はどう判断する?(アンジーの場合)
この3つです。(あくまでも私の判断ですので、参考としてお読み頂けると幸いです)

 
看板犬のアンジーは、小さい頃歯磨きをしていなかったため、歯周病にかかってしまいました💦

私自身が我が子として初めてお迎えしたので、歯磨きをすることを知らない無知な飼い主でした💦

無麻酔の歯石取りをする頃には、歯は良い状態では無くグラグラしている歯もあったので9歳の時に歯周病が進行している歯を抜歯することにしました。(10歳になる前に麻酔をする手術を終わらせたいと思ったからです。)

抜歯をする前にも、歯の専門の獣医さんを4カ所伺い、説明を受けて一番信頼できる先生にお願いしました。

9歳の時に受けた抜歯の手術は、それはその時の判断で良かったと思っています。

そして、今年12歳を迎えたアンジー

9歳の時に抜歯をお願いしてから、定期的に通っている歯の専門の獣医師から、

「まだ、緊急の状態ではないけど、そろそろ反対側の奥歯も抜歯した方が良いですね。」と言われたのが1年前。

その時に、抜歯の手術の予約をして帰りました。

でも、まだ緊急で無いのなら・・・

グラグラしているけど、まだ奥歯でジャーキーなど食べようとしているし・・・

犬には歯が必要ない!と言われていますが、長生きしているワンちゃんを見ると歯が残っている子が多いのが事実。

どうしようかと迷っていました。

 
ここからが、今回の投稿の本題です。

 
1年前、抜歯の手術をすることを悩んでいたので、アンジーのかかりつけ医(歯の専門医ではないです)に相談すると

「アンジーちゃんの年齢で全身麻酔で抜歯の手術をするのは、麻酔で神経を深く眠らせることになるので身体に負担がかかるし、とてもリスクがあるのことなので、口内洗浄を定期的にしてお口の中を清潔に保てば、歯周病のリスクは半減されます。
そして自然に抜けるのを待った方が良いですよ」
との診断結果で、週に1度程度の間隔で通い、口内洗浄をしてくださることになりました。

 
口内洗浄は、歯間ブラシや細いスポイトの様なもので歯周ポケットに詰まった食べカスやバイ菌をキレイに洗ってくれるというもの。

 
でも、そのやり方で良いの?

歯の専門医では無いのに任せても良いの?

 
この不安が消えなかったので、相当悩み色々と調べることになりました。

 
とてもラッキーなことに、人間の歯医者様で歯周病のスペシャリストの先生に相談が出来る機会があり

歯周病についての治療方法を伺ったところ

「私のところに来る患者さんでも、もし定期的に通えるのであれば抜歯でなく口内洗浄をお勧めします。
歯周ポケットをキレイに洗浄してバイ菌が繁殖しない様にキープして、自然に歯が抜けることが一番身体に負担がかからない。
かかりつけの獣医さんがおっしゃっていることは、とても理に叶っている方法です」
とのことでした。

そのアドバイスを受けて、アンジーは抜歯をすることをせずに口内洗浄をすることに決めました。

 
そして、約1年後の2023年9月中旬に歯磨きをしていたら、突然歯にピンク色の部分が見えて出血をする場所が見られました。

 
 
歯の間にピンク色の部分が見えます。(歯が欠けて歯の神経の歯髄が見えている状態です)

 
掛かりつけの先生に先生に診てもらったところ、

「歯が欠けて歯髄が見えてしまっている、本来なら痛がるけれどアンジーちゃんは痛がっていないので
このまま様子を見て、痛がったら抗生剤を飲ませて様子を見て、グラグラになったらその部分だけの麻酔をして抜きましょう」
 
あくまでも全身麻酔をせずに治療をしてくださる方法を説明して頂きました。

 
ただ、その方針で引っ掛かるのは、

アンジーの歯に痛みが出る可能性があり、その時は抗生剤で抑える。

その苦痛を感じさせることを無く出来る方法は無いのか?

 
そこで、他の治療方法を調べ始めました。

 
調べた結果、歯髄にレーザーを当ててカバーをするというやり方がある

人間の歯医者さんでは出来る治療法で、特定の獣医さんで出来る先生もいるとのこと。

 
その先生を調べて診て頂くことにしました。

50年以上獣医師をされているアメリカでも獣医師としての経験のある権威のある先生に診て頂けることになりました。

結果として、

「アンジーの場合、歯周病が進行しているのと歯髄が出ているところが痛いと思う。大臼歯と問題の歯は抜歯した方が良い。
このままでは顎の骨が折れてしまう危険性があるので、それに加えて顎の骨の再生手術も一緒にすることを勧めます」
との診察結果でした。

 
全身麻酔の心配を相談すると、僕は50年以上獣医をしていて、今までに麻酔で蘇生をしなかった例は4例しかない。だから安心してください。(4例もあるじゃん💦)

その説明をされても、何となくモヤモヤが取れず・・・でも一応手術の予約をして帰宅しました。

 
そして、他の意見も聞きたくて

9歳の時に抜歯をお願いした信頼している歯の専門の獣医さんにも診て頂きました。

 
その先生曰く

「アンジーの場合、抜歯は必要だけど骨の再生手術は必要ない。
ワンちゃんは、抜歯後自分自身で骨の再生ができるからです。」
そして、レントゲンでは1年前と今回のレントゲンの比較も見せて頂き、顎の骨の再生が出来ていることを確認させてくださいました。

1年前に抜歯が必要と診断された時のレントゲン写真と今年のレントゲン写真を載せます。

 
1年前のレントゲン写真 (2023年10月頭)

抜歯を勧められていましたが、まだ大臼歯もしっかりついている状態でした。

 
歯髄が見えてしまってからのレントゲン写真(2023年9月末)

大臼歯と歯肉に隙間が出来て、歯髄部分の歯が欠けているのが分かります。

 
歯の再生に関しては、レントゲン写真の一番右下の顎の骨の太さと色の濃さを見てください。

先生がおっしゃる様に1年前より、今年の方が抜歯をした側の顎の骨が強く再生されているのが分かります。

 
ここで、前述の人間の歯医者さんに2つの獣医さんの見解を説明し、ご相談したところ

骨の再生手術は、骨の再建をしてもほぼ100%再建した骨は無くなります。これは恒常性を維持するためです。
外から入れたものは消失します。自己で正常に作ったものは確実に残ります。
との返答を頂き骨の再生手術をするという選択肢は無くなりました。

 
次の問題は、どの方法で抜歯をするか?

抜歯をするのには、全身麻酔は必要だということが一般的です。

全身麻酔はワンちゃんの身体にっても負荷がかかります。

 
12歳のアンジーにとって、全身麻酔をするのはなるべく避けたい。

今のところ、歯髄が出ている部分を痛がっている感じがないけれど

もし痛がる様になったら、痛みを持ったまま口内洗浄に通うのも可哀想過ぎる。

私が色々な病院に行き、調べていることを知ってからか

かかりつけ医から、

「もし、アンジーちゃんが痛がったら、睡眠導入剤で少し眠らせている間に抜歯しましょう。

睡眠導入剤とは、全身麻酔をする前に打つお薬で、神経まで眠らせるものでは無いので身体の負担はとても軽く済みます。

抜歯も3〜4分で終わってしまいますよ!」

という提案を受けました。

 
そんなことが出来るのであれば、それに越したことは無い!

 
そう思ったのですが、

「本当にそうなの?」とまた心配になり、人間の歯医者さんに相談することに・・・

 
人間の歯医者さんからの返答は

「アンジーちゃんの年齢を考えると、口内洗浄でお口の中をキレイに保つことが出来れば、自然脱落が一番良いと思います。
もし、痛くなったら睡眠導入剤での抜歯は、アンジーちゃんに免疫力があればダメージが一番少ない方法だと思います」
 
そのお言葉を頂けて、やっと納得。

 
アンジーの歯は、かかりつけ医にお任せすることにしました。

 
ここまでは、抜歯前のアンジーの歯をどのお医者様に託すかのお話でした。

 
次回は、口内洗浄から抜歯までの間、他にも色々な獣医さんからお話を伺うことが出来ました。

そのお話も含めて、抜歯のお話をしますね。

 
今回のお話の最後に・・・

これは、うちのアンジーに起こったことを纏めているものです。

ワンちゃん個々に違うと思います。

ただ、歯周病に関しては、悩まれている飼い主さんが多いと思います。

もし、参考にして頂けるたら幸いです。

 
 
 
 
 
 


ドッグスキャンセラピー®のご予約・お問い合わせを受け付けております。
ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。