Column:Dog Scan Therapy愛犬ライフ | 2019.03.30
こんにちは ドッグスキャンセラピー東京 渋谷 代々木公園 犬の健康セラピーサロン ドッグトレーナーから教わる トイレのしつけ
ペッロボニートです。
ドッグトレーナーのお勉強をしているのですが
トイレのしつけで悩んでいる方がいらっしゃったので
今日は「トイレのしつけ」についてお話しします。
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愛犬のしつけの中で、最も基本で大事なのが「トイレのしつけ」だと思います。
最近は、ほとんどのワンちゃんは、室内で一緒に生活していると思います。
トイレのトレーニングは、お家に迎い入れた当日から始めなければならないですよね。
日本犬種は、神経質なのでトイレのしつけは比較的簡単だと言われていますが
犬種によっては、なかなか覚えてくれない根気は必要な子もいます。
犬の本能として、自分の寝床の近くを清潔に保つこと、巣から離れたところで排泄をするという習性があります。
このためトイレのしつけは、犬にとっての「巣の範囲」を正しく認識させることから始める必要があります。
さて、どんなことから始めれば良いのか?具体的にお話ししていきますね。
■始めの1週間
子犬を迎え入れたその日がスタートです。まずは1週間、サークルから出さないようにしましょう。
サークルは仕切りを入れて両側にペットシーツを敷き、部屋の隅に設置します。
(画像引用 アイリスペットドットコム)
仕切りは子犬の足の長さより高く、行き来できる高さで設置してください。
【★気をつけて★】
初めから飼い主がトイレ場所を決めてしまうのが失敗する原因の1つです。注意しましょう。
子犬はなるべくそっとしておいてあげましょう。
生後2ヶ月の子犬は、1日に17時間は睡眠をとらなければなりません。
かわいいからどうしても触りたくなりますが、子犬はとても体力を使ってしまうのです。
冬であれば簡単に低血糖を起こして倒れてしまう恐れもあります。
初めのうち、子犬は排泄を両方でするでしょう。
1週間もすると7対3の割合で、片側で排泄するようになります。7割側をトイレの場所とします。
3割側のなるべく離れたところにお水やご飯の食器を置くようにしてあげます。
【★気をつけて★】
基本的に犬は食べる場所を汚すのを嫌います。また、この間あまり構わないようにすることで子犬が自立をしはじめます。
■2週目
子犬がサークルにも慣れてきたので、サークルから出してほめるトレーニングを始めます。
子犬の場合、ご飯を食べた直後に排便をすることが多いので、
この時がトレーニングのタイミングとしては最適ですので、気をつけて観察してあげましょう。
トイレ側で排泄した時のみ、大げさに褒めてサークルから出してあげましょう。
(画像引用:ワンペディア)
子犬のうちは、1日の平均排泄回数は便が5~6回、尿がその3倍と言われてるので20回はします。
(その後1ヶ月で半分以下になるので、排泄回数が多いうちに訓練することが大事です)。
うんち、おしっこをしたすぐのタイミングで、大げさに声を出して褒めてから、サークルから出してあげて下さい。
何度でも、その度にサークルから出してほめてあげることが大事です。(回数が多い程、早く覚えます)
ココがポイント!
※いつしたか分からない時は、サークルから出さずに子犬を抱いたまま片付ける。
※子犬をサークルから出し入れする時は、必ず扉から。(自分で帰れるようにするためです。)
【★気をつけて★】
ほめる時は、大きめな高い声で大げさにほめてあげて下さい
子犬は撫でられるのは嫌いな為、ほめる⇒撫でるでは理解できません。
何度も言いますが、ほめるタイミングがとても大事です。
順序がちがうと時間が経ってしまい、どうして褒められたのか分らないのです。褒める→犬を出す→片付けるの順で。
必ず10分経ったら、扉からサークルの中に戻しましょう。
3ヶ月齢なら15分、4ヶ月齢以上なら20分まで。もちろん掃除をしたらすぐに戻してもかまいません。
ほとんどの飼い主さんが1時間以上出しているようです。時間を守るのが近道です。
早くトイレを覚えれば長く出してあげられるのでがんばってください。
■3週目
この週から少しづつ一緒にいる時間を増やしてあげて下さい。(時間の無い日は今まで通りで結構です)。
排泄をしたらサークルから出すところまでは今までと同じですが、出す場所を”子犬に人の手が届く範囲”にします。
最初は、すぐに広い場所に出すのではなく、ある程度狭い範囲から始めてください。
また次にもよおすまでそのスペースで犬と遊んであげます。(遊んであげる間、扉は開けておくこと)
遊んでいる間にもよおし、自分から戻って排泄する(確率ははじめのうちは2割)ようなら、大げさに褒めて遊び続けます。
トイレ以外でし始めたら、「あ」 と言ってすかさず扉からサークルに戻して、扉を閉めます。
続きを中のトイレでしたら褒めて出します。しなければ遊びは終了。
これを何日か繰り返します。出す場所を子犬に人の手が届く範囲にします。
また次にもよおすまでそのスペースで犬と遊んであげます。
普通子犬は排泄中に運ぶとびっくりして続きを他の場所ですることを忘れてしまいます。
ところがこの教え方は2週目に排泄すれば出してもらえることを学んでいるため、おなかに残っていれば続きをしようとするのです。
また、スペースが狭い事でタイミングよく運べます。さらに、子犬も目の前にトイレがあるので戻りやすいのです。
【★気をつけて★】
多くの飼い主さんが失敗しやすいのはいきなり遊ぶスペースを広げたり、時間を急に長くしたりすることが原因です。
■狭いスペースで自分から戻って行くようになったら
徐々に、出すスペースを広げていきましょう。
違う部屋から戻って排泄できる頃(平均1ヶ月)は排泄を一晩我慢できるような年齢になっていますので、
トイレを少しずつ希望の場所にずらしていくのもよいでしょう。
排泄の際言葉(例:「トイレ」、「シーシーは?」、「アウト」、「ワンツー」・・・etc)をかけてあげると、命令をすれば排泄ができるようになるので、将来お店に入る前など便利です。
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最後に
トイレのトレーニングでは、排尿、排泄を違う場所でする際に、叱るタイミングが大事です。
いつしたか不明のものを叱るのは、排泄自体が叱られたと認識すると
人目につかない場所でするようになってしまう例もあるので気をつけましょう。
また、外出から戻って来ると、トイレ以外の場所を汚していることは多いもので
あなたが帰ってきて喜んでいる愛犬に対して、トイレの問題を叱るのはナンセンスです。
そして、昼間留守がちな場合、子犬は人間が留守の時はほとんど眠っているため、
帰宅した時が寝起きとなるため、帰ってきてすぐにサークルから子犬を出して自由にすると
粗相をする確立が高くなってしまいます。
トイレを失敗するのは、飼い主さんの生活パターンなども影響するので
あなたの愛犬がどんな時にトイレを失敗するのか?を
しっかり観察して、理解してあげることも大切です。
愛犬は、大事なパートナーです。
すっと大切な家族として、皆からかわいがられるように可愛がられるようにするには
トレーニングはとても大事なものです。
犬の本能として、上下関係をはっきり示し、飼い主に従うことように育てることが幸せに繋がります。。
しつけの途中で、「かわいそうだから」とか「嫌がっているから」と甘やかしてしまうことは
将来的に、愛犬の未来を不幸にしてしまうことなんです。
トレーニングの基本をしっかりすることこそ、人に可愛がられ大事にされるワンちゃんを育てることだと思います。
ドッグスキャンセラピー ペッロボニートでは。
大切な愛犬との幸せなドッグライフのための情報を色々発信していきます。
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